まさかまさかのメガネ君!?
あたしと前川はどこからも見えない死角の場所にねっころがっていた。
「ねえ、さっき実は助けに来てくれたんでしょ?」
「ちげえよ、勘違い」
「またまた!正直になりなよ(笑)」
沈黙が続く。
「…そうだよ。心配だったんだ、お前のことが」
前川は急に真剣な顔をして言った。
「え…っ」
私は予想外なことを言われてびっくりした。
と共に恥ずかしくなった。
「ばーか、本気にすんなよ」