No Mobile No Life
ココまで無理をして、食べる理由が分からない。


そこまで考えた私は、完食していないが席を立った。


「ごちそうさま」


「桃、もう良いの?」


母が、私の方を見てくる。


「うん、あまりお腹すいていないから…」


そう言った私は、母の方を見ない。


そのまま、いそいそと自分の部屋へと戻った。


私は、すぐにベッドに横になる。


そして、枕元に手を伸ばす。


そこから、すぐに私は携帯電話を手にした。


そのまま、そのディスプレイへ目をやる。
< 101 / 222 >

この作品をシェア

pagetop