No Mobile No Life
そのため、今は諦める。


そのうち、今よりもダイトと仲良くなっていく筈。


そうに違いない。


その中で、自然と訊く機会が訪れれば良い。


そう思う。


今は、訊いても問題なさそうな事から、ダイトに質問してみよう。


兎に角、今はダイトの事を知りたい。


そして、少しずつ仲良くなっていきたい。


そう思うんだ。


その様な事を考えながら、私はダイトへ返信するメールの作成を再開する。


To:ダイト
―――――――――――
今くらいの時間に、何時もお仕事が終わるんですか?
今日の晩御飯は、カレーライスでした。
ダイトさんは、好きな食べ物は何ですか?
< 110 / 222 >

この作品をシェア

pagetop