No Mobile No Life
そうしなければ、そのうち気が可笑しくなりそうだ。


そう思った私は、ベッドから上半身を起こした。


そして、部屋の中を見回す。


メールがくるまでの間、時間が潰せる物があれば良い。


そう思って、時間が潰せる物を探した。


その時、TVゲーム機が目に入った。


その瞬間、ダイトの趣味が『ゲーム』である事を思い出した。


『Communication World』内で、ダイトのプロフィールの趣味の欄に書いてあったんだ。


そのため、ゲームをするのは良いかも知れないと思った。


ゲームをしていたら、少しは時間を潰せる。


それと同時に、ダイトと共通の話題を作れる。


一石二鳥というやつだ。
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