No Mobile No Life
そんな私は、更にダイトに質問をしたくなる。


相手と仲良くなるには、まず相手の事を知らなくてはいけない。


そう思うんだ。


その様な事を考えながら、私はダイトへ返信するメールを作成する。


To:ダイト
―――――――――――
じゃあ、明日も今くらいの時間にメールして良いですか?
私が好きな食べ物は、ケーキです。
そう言えば、ダイトさんはゲームが趣味なんですよね?
何か、オススメのゲームとかありますか?


誤字脱字を確認。


そして、すぐにダイトにメールを送信する。


そのまま、私は携帯電話をベッドの上に置いた。


そして、再びコントローラーを握る。


テレビの画面一杯に、『Miracle Fantasy』のタイトルロゴが表示されていた。
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