No Mobile No Life
そうであるからこそ、この様な自分が私は大嫌い。


結局、私は携帯電話をインターネットに繋いだ。


そして、『Communication World』に接続する。


少し間を置いて、ページが切り替わる。


1にダイト、2に『Communication World』。


それが、今の私の中での優先順位らしい。


誰が見ても、それは明らかだろう。


高校にいても、ただ憂鬱なだけ。


そのため、こうして何かをして気を紛らわしていないといけない。


そうしなければ、今にも気が狂いそうになるんだ。


周りの生徒達が、喧しく騒いでいる。


その声が、五月蝿くて耳障りだ。
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