No Mobile No Life

そして、私は気を紛らわす様に、ダイトからきたメールを読み返す。


こんな状態が、何時までも続く。


そう、本気で私は思っていたんだ。


ダイトと私は兄妹。


血は繋がらないけど、本当にそう思っていたから。


そして、また携帯電話の着メロが鳴り響いた。


私は、Eメールの受信箱を開く。


From：ダイト
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どっか、遊びに行かないの？


私は、ダイトへ返信するメールを作成。


To：ダイト
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私、インドアなんだよ。
あまり、外に行きたいと思わない。