No Mobile No Life
それだけで、ドキドキする。


『桃香』


ダイが、私の名前を呼ぶ。


それが、何だか嬉しかった。


『俺の事、好き?』


「…うん」


私は、俯きがちに頷く。


恥ずかしかったんだ。


『ちゃんと、言葉で聞きたい』


「えー…」


『言って』


「…好き」
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