No Mobile No Life
私は、小声で言う。


恥ずかしくて、これが限界。


そして、今度は私が訊く番。


私も、ダイの口から聞きたい。


そう思って、私は口を開く。


「ダイは?」


「好きだよ」


即答だった。


私は、少しビックリした。


しかし、それ以上に嬉しかった。


「俺達って、付き合っているんだよね?」


「うん」
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