No Mobile No Life
私は、両親が共働きしている。


そして、私には兄弟もいない。


そのため、私は小学校の時から、ずっと鍵っ子だったんだ。


家の鍵を開け、玄関で靴を脱ぐ。


すると、私は真っ直ぐ自分の部屋へ向かった。


しかし、特に何もする事が思い付かない。


そのため、私はベッドに横になった。


退屈だった。


そのため、自然と私の手は、枕元へと伸びていた。


枕元には、携帯電話が置いてある。


結局、私の今の一番の興味は、家にいても学校にいても同じらしい。


今の私は、携帯電話にばかり興味が行くんだ。
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