No Mobile No Life
すると、六通ほどメールが届いていた。


先程よりも、メールの数が増えている。


しかし、メールの数が増えた事に、もう嬉しさは感じなかった。


それよりも、もっと別の事に嬉しさを感じた。


六通のメールの中には、ダイトからのメールもあったんだ。


その事に、私は嬉しさを感じていた。


すぐに、私はダイトからのメールを開封する。


From:ダイト
―――――――――――
桃ちゃん、チャットどうだった?
楽しかったかな?
そのうち、また一緒にチャットしようね!
そう言えば、良かったらアドレス交換しない?


ダイトからのメールを見て、更に私の中で、嬉しい気持ちが増した。


ダイトが、私を気にしてくれている。
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