No Mobile No Life
のんちゃん『ロート>ノロけるな!笑』

桃『ロートさん>ありがとうございます。お二人の様に、私も幸せになれる恋愛がしたいです』

ロート『のん>俺の周りって、みんな彼女持ちだけど、それでも良いのか?笑』

桃『のんちゃん>はい、気を付けます!』

ロート『のん>変な奴って、どんな奴?笑』



チャットの書き込みに目を通していると、部屋のドアが開く音がした。


思わず、私は振り返る。


すると、そこには母が立っていた。


何時の間にか、帰ってきていたらしい。


携帯電話に気を取られていて、全く気付かなかった。


やはり、携帯電話に集中し過ぎだ。


もう少し、周囲に気にしないと駄目だ。


「桃、ご飯よ」
< 97 / 222 >

この作品をシェア

pagetop