途中経過地点


「浜本さん~もう上がっていいわよ」



先輩からOKがでた




疲れたぁ~





「はい。お先に上がらしてもらいます」




あたしは、更衣室で着替え





帰ろうと外に出た。





「送るよ」




そう言ったのは





「克也さんッ!?」





「まさかそんなに驚かれるとは思ってもみなかったよ」






「すみませんッ」





あたしは、頭を下げた。





「いいよ」




「あっそうだ。送るよ」





「そんな事申し訳ないですッ」





克也さんに送ってもらうなんて




申し訳なくて仕方がなくなるよ




「いいって送るよ」




本当にいいんだろうか・・?





「じゃあ途中まででいいです・・」






「分ったよ」





そう言って笑う克也さんはカッコ良かった。





ドキッ





何でドキドキしてんの?





分かんない・・




ただ、横にいると恥ずかしくて・・




でも、横にいたくて・・




この気持ちは何?












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