途中経過地点
「さーちゃん」
ん?
あたしは、振り向いた。
「好きな人出来ちゃったぁ~」
今、顔を真っ赤にして
あたしに言ってるのは、
みーちゃん
「誰~?」
あたしは、ノリで聞いてみた。
そしたら、
耳の横で
「3組の矢田君~」
3組の矢田かぁ~
知らないや・・
「ごめん知らないよ」
そしてら、みーちゃんは、
目を見開いて
「ええええええ~知らないのォ~!!」
相当、ビックリしてる・・。
だって、男子に興味ないし、
苦手だし・・。
「ぅん知らないの・・」
そしたら、教えてくれた。