ハッ!!

美桜は、言った後にヤバイと思った。


「美桜の為を思って言ったのに、もう知らない!!」

咲希は走り去って行った。

「咲希!待って、咲希!!」

美桜の声は届かず消えていった。

咲希は美桜の目の映らないところまで走って行った。


(咲希なんか知らない!!好きでもない人を好きとか言われても、普通怒るし・・・。)


美桜は咲希のことに構わずにさっさと帰ってしまった。




< 11 / 79 >

この作品をシェア

pagetop