空
『・・・やったー!!俺、1年のころから伊藤のこと見てたんだ。なんか、おとなしいところが可愛いっていうか・・・。』
山本のメールに美桜は顔が真っ赤になった。
カチカチ
『な、何言ってんの!!』
ピロリロリン♪
山本は不意打ちがあるということに美桜は気付いた。
『そのままの意味だよ^^ 寝るわ★おやすみ^^*』
山本のメールが届いたのはやはり夜の10時前。
「やっぱ、寝るの早いね・・・。笑」
カチカチ
『うん、おやすみ★』
ピロリロリン♪
山本にメールを送り、美桜は思い出した。
(そういえば、山本に告られたんだよね・・・。やばいっ!!)
美桜の顔が再び熱を持ち始めた。
「さっさと寝て、ちょっと頭ってか顔冷やそう!!」
そう意気込み、美桜は深い眠りについた。