「ちょっと話しすぎたな。そろそろ行くか!」

「うん!」

山本と美桜はやっと行こうとした。

「ん。」

行こうとしたところに山本が手を差し伸べてきた。

「なに??」

「いや、手、繋がねーの??」

「あー!!なるほどって、無理!!恥ずかしいから!!」

美桜はすごい勢いで断った。

「・・・それ傷つくのな。」

「・・・ごめん。」

と美桜は言って、山本の手をそっと繋いだ。

「じゃぁ、行くか!!」

「うん!」

山本と美桜は駅の改札口へと向かって行った。




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