空
あと駅が5個ぐらいで着きそうという時に美桜は異変を感じた。
(・・・手がある??)
美桜はあまり気にしていなかった。
すると、その手はだんだんと美桜の尻を触ってきた。
(??!!なに、これ。)
(やっ・・・!!)
美桜は羞恥にあまり顔が真っ赤になった。
(も、やめて、ほしいっ!!)
その時、
「おっさん、なにしてんの?」
「いやっ!わたしは別になにも!!」
山本は美桜の尻を触っていた手を取り、50代ぐらいの男に言った。
「伊藤、大丈夫かっ??!!」
「山本ぉ・・・。」
美桜は泣きそうな顔で山本を見た。
「大丈夫だから・・・。」
山本は美桜を抱きしめながら言った。