「奈々~。6組でカッコイイ人居たよ!」

「誰?どんな奴??」

(奈々は、カッコイイって単語に敏感なのか・・・。)


美桜を山本のことを話した。

「えっと、山本って知ってる??」

「あー!あの野球部のね!!ん~・・・いいかも!!よし、今度のターゲットは山本しよー。」

チクン

美桜の胸の奥が痛んだ。

(何これ?)

「いいと思うよ。奈々、応援するからね!!」

「ありがとー、美桜!!」

「まったく、美桜は奈々に甘いんだから。」

麻莉は、美桜に指摘していた。

「いーのいーの。奈々なら叶うと思うし。」


この言葉を最後に家に帰ることにした。





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