〜先生への心のこえ〜
翌日の放課後に先生のところにスーツを借りに行った。
職員室にはなかったらしく用務員室まで取りに行ってくれた。
私は先生の後ろをついて行った。
『ここで待ってて?』
先生にそう言われ廊下で待っていた。
すぐに先生は戻ってきてくれた。両手にスーツとバックを持って。
『バックに入れてく?』
「あ、じゃぁお願いします」
先生は私たち以外誰もいない廊下にしゃがみ、スーツを畳んでバックの中にいれてくれた。
いっぱい見とかなきゃ…
私の脳はそう判断し、先生に見とれていた。
『これあなたが着るの?』
「たぶん…(笑」
『たぶん!?(笑』
「…っていうか、それぅち入らないと思うんですよぉ。先生細いじゃないですかぁ…」
『え!?』
「先生細いからそれ入らないと思います(笑」
『そうかなぁ?大丈夫だよ』
この一言で私の不安は少し消えた。
『ん〜。ズボンちょっとおっきいかもしんない』
「いや、それは…」
ないと思います(笑