〜先生への心のこえ〜


朝、学校へ行くと昇降口がまだ開いていなかった。 
しばらくすると先生が開けてくれた。 

大好きな先生が。 



これが今日、私と先生との始まりだったね。 



それから教室に行き勉強をしていたら、担任の先生が私の机まで来て、しゃがみこんだ。 


なんだぁ? 

私は顔を上げて先生を見た。

「今日ね」


うん。 なんだ? 


「数学の先生の誕生日なんだよ」


うん、そうだね! 

「あ、知ってます!(笑」

「え!?どうして知ってるの!?」


「友達から聞いてました」

「あ、そうなの!?もう電話しようか悩んでたのよ〜」

え!?
電話まで!? 


なんていい先生なんだ。 


これは絶対に
『おめでとう』は言わなくちゃ!! 




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