君色の空
慎一くんの真似をして、親指を立ててウィンクしてみた。
それは、以前の私だったら絶対にできなかったこと。
「やればできるじゃん!」
と、感動している様子の慎一くんを横目に、浮かない顔の早苗。
「ナギ、アタシと友達やめちゃう、ってこと!?」
「違う違う。
そうじゃないよ!」
私は苦笑いを浮かべて、手を横に振りながら完全否定。
「慎一くんと早苗が、二人で一緒にいられるように、私がじゃましないようにする、ってこと!」
ふたりきりでいたい時でも、私がひとりだったら気にする二人だからね。
それは、以前の私だったら絶対にできなかったこと。
「やればできるじゃん!」
と、感動している様子の慎一くんを横目に、浮かない顔の早苗。
「ナギ、アタシと友達やめちゃう、ってこと!?」
「違う違う。
そうじゃないよ!」
私は苦笑いを浮かべて、手を横に振りながら完全否定。
「慎一くんと早苗が、二人で一緒にいられるように、私がじゃましないようにする、ってこと!」
ふたりきりでいたい時でも、私がひとりだったら気にする二人だからね。