君色の空
「アタシが、ナギから『助けて』って電話もらった時、どんだけ心配したか。
どんな気持ちで…ナギの家に行ったのか。
知りもしないくせに、勝手なこと言わないでよ!!」
そう叫んだ早苗は、ポロポロ涙をこぼしていた。
「ナギが、ただの盲腸だって知って、どんなにホッとしたか。
『良かった』って、思ったのか。
全然知りもしないくせに、勝手なこと…。
言わないでよぉ」
どんな気持ちで…ナギの家に行ったのか。
知りもしないくせに、勝手なこと言わないでよ!!」
そう叫んだ早苗は、ポロポロ涙をこぼしていた。
「ナギが、ただの盲腸だって知って、どんなにホッとしたか。
『良かった』って、思ったのか。
全然知りもしないくせに、勝手なこと…。
言わないでよぉ」