君色の空
「病院のそばの橋の上で、川を見つめてる秋山さんを見かけたんだ。
俺ん家すぐ近くで、犬の散歩の途中だったんだけど、気になって近づいたら…」
『秋山さん、泣いてたんだよ…』
泣いてた!?
あの、早苗が!?
あたしと、けんかして!?
それは、信じられない言葉だった。
「うそ!」
野球部に入部している慎一くんが、犬の散歩をするといえば、結構遅い時間のはず。
俺ん家すぐ近くで、犬の散歩の途中だったんだけど、気になって近づいたら…」
『秋山さん、泣いてたんだよ…』
泣いてた!?
あの、早苗が!?
あたしと、けんかして!?
それは、信じられない言葉だった。
「うそ!」
野球部に入部している慎一くんが、犬の散歩をするといえば、結構遅い時間のはず。