君色の空
ここ数日歩かなかっただけで、体力はかなり落ちていたことを悟る。

運動部ではないけれど、そんな自分に冷や汗たらたら。

『動かなくちゃ!』

気持ちとは裏腹に、ベッドに足を投げ出して横たわり、ナイロン袋の中の雑誌を漁る自分。

そんな意識の低い自分に、呆れたかのような、自嘲するかのように、口の端を吊り上げて笑う、私がいた。

たった今、体力のなさを痛感したばかりだというのに。



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