in ourselves
in me



風呂から上がって
リビングに戻ると
日付は変わってて
時計の針たちは
24:16を指していた。

リビングには弟が深夜の
お笑いの番組を見て
1人で笑いながら
まだ起きていた。

「まだ帰ってないん?」

『ん? うん。』

テレビに夢中だったため
生返事しか返って来ず
話しかけても無駄だった


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