ショコラな恋
「「わー。マネージャーさんだー。」」
サッカー部に行ったとたん
そんな声に包まれた。
「いやっ。今日はそれを、断りに……。」
ちゃんと言った。えらい私
もう流されてない。
「えー。なんで?」
と誰かが言った。
「いやー。私も色々あって忙しいので・・・」
「えー。とりあえず体験だけでもしてってよー。」
「おー大北来てくれたのかよろしくなぁ」
昨日の流れからして行かないわけにはいかないでしょと、思いつつ
「いや、今日は断り・・」
「来てくれるなんて嬉しいなー。」
先輩は基本、人の話しを聞かないみたいだ。
「みんなに紹介する。サッカー部のマネージャーに、なるかもしれない大北だ」