ショコラな恋
ちょっと、近寄りがたい
オーラがある。
「ここにいるのは、みんな2年生なんだ。」
横から、東川先輩の声がした。
「1年生はいないんですか?」
先輩しかいないとなると、
少し不安というか、
こわい?
うーん。なんというか。
「大丈夫。悪い人はいないから。
あと、1年生は、外を走ってる。」
どうやらまた、
思っていた事を口にしていたらしい。
「ちなみに俺は、東川和真(ひがしかわかずま)
よろしく。」
私は、思わず、
「みなさん、お願いします。」
と言っていた。