ショコラな恋
そんな、こんなであっと言う間に放課後になった

「もえー。サッカー部に行くんだよね?
グラウンドに行こっか。」

「うん!」

イケメンイケメンイケメンイケメン

「あのさーさすがにその言葉は引くわー。
もう変態の域だよ」

あたしはどうやらイケメンを連呼していたらしい。
どおりでまわりの視線が痛いわけだ。

「なんか、ごめん。」

「もういいよ。」

この人はなんていい人なんだろう。
まあ、そんなことがあったから私たちは足早に
グラウンドに向かった。

そこで私の期待は、大きく裏切られることになった。

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