15才でママになった理由(わけ)
6 気持ち
琢哉の本当の気持ち
とても寝れる状態でなくて、可愛い奈都ちゃんの寝顔を見つめていた。
「眠りながら泣いてたから、怖い夢でもみてるだろうと思って、気がついたら奈都ちゃんを抱き締めてた。」
だからって、なんで、抱き締めたんだ。
「ありがとう琢哉さん。本当に泣き虫だよね。恥ずかしいな。」
奈都ちゃんが恥しがる事なんかない。
奈都ちゃんの涙があまりにも綺麗で、その涙にキスしたのは秘密だが。
抱き締めたのは泣いてたからだけど、抱き締めずにはいられなかった。
どうしようもない気持ちが俺を襲う。
阿紀の事忘れた訳でないけど、奈都ちゃんに感じたこの思い。
奈都ちゃんは俺の大切な妹。
好きになってはいけない。
好きになったら駄目なんだ。
溢れるそうになるこの思いを必死に止めた。
阿紀、ごめん。
こんな俺を許してほしい。
胸が苦しくて張り裂けそうだ。
俺はどうしたらいいのだろ。
「眠りながら泣いてたから、怖い夢でもみてるだろうと思って、気がついたら奈都ちゃんを抱き締めてた。」
だからって、なんで、抱き締めたんだ。
「ありがとう琢哉さん。本当に泣き虫だよね。恥ずかしいな。」
奈都ちゃんが恥しがる事なんかない。
奈都ちゃんの涙があまりにも綺麗で、その涙にキスしたのは秘密だが。
抱き締めたのは泣いてたからだけど、抱き締めずにはいられなかった。
どうしようもない気持ちが俺を襲う。
阿紀の事忘れた訳でないけど、奈都ちゃんに感じたこの思い。
奈都ちゃんは俺の大切な妹。
好きになってはいけない。
好きになったら駄目なんだ。
溢れるそうになるこの思いを必死に止めた。
阿紀、ごめん。
こんな俺を許してほしい。
胸が苦しくて張り裂けそうだ。
俺はどうしたらいいのだろ。