15才でママになった理由(わけ)
母さんもかなり動揺していて。
強く握りしめた手が震えていた。
「どうして、南が奈都の前に現れたの。 」
私も本当に驚いたし。
「琢哉さんが勤めてる会社が、南さんのお父さんの会社だった。南さんが琢哉さんを好きで、再婚を迫ってるの。」
母さんが難しい顔をした。
「琢哉さんに南の事話したの。」
まだ、話せないでいる。
「話してない、あの日記も見せてないよ。」
母さんが立ち上がった。
「何で止めないのよ。阿紀を苦しめたあの女が琢磨の母親になるなんて、私は許さない。」
病室で出ていこうとする母さんを、必死に止めた。
「母さん落ち着いて、南さんの結婚断ったら、琢哉さんは会社辞めないといけないの。」
本当に短気なんだから。
私の話を聞いて。
「琢哉さんが会社辞めなくてもいい方法を考えた。私たちに任せて。南の好きなようには絶対させない。」
絶対思い通りにさせない。
お姉ちゃんにあんな思いをさせた南を許す訳にはいかないから。
南が琢磨を可愛がるはずがない。
虐待するに決まってる。
どんな事をしても琢磨を守らなきゃ。
お姉ちゃん力を貸して下さい。
強く握りしめた手が震えていた。
「どうして、南が奈都の前に現れたの。 」
私も本当に驚いたし。
「琢哉さんが勤めてる会社が、南さんのお父さんの会社だった。南さんが琢哉さんを好きで、再婚を迫ってるの。」
母さんが難しい顔をした。
「琢哉さんに南の事話したの。」
まだ、話せないでいる。
「話してない、あの日記も見せてないよ。」
母さんが立ち上がった。
「何で止めないのよ。阿紀を苦しめたあの女が琢磨の母親になるなんて、私は許さない。」
病室で出ていこうとする母さんを、必死に止めた。
「母さん落ち着いて、南さんの結婚断ったら、琢哉さんは会社辞めないといけないの。」
本当に短気なんだから。
私の話を聞いて。
「琢哉さんが会社辞めなくてもいい方法を考えた。私たちに任せて。南の好きなようには絶対させない。」
絶対思い通りにさせない。
お姉ちゃんにあんな思いをさせた南を許す訳にはいかないから。
南が琢磨を可愛がるはずがない。
虐待するに決まってる。
どんな事をしても琢磨を守らなきゃ。
お姉ちゃん力を貸して下さい。