15才でママになった理由(わけ)
琢哉君が必死になって説明し出した。
ベビーベットが奈都の部屋に置いてあるのには、理由があるらしくて。
琢磨が夜泣きして奈都が眠れないのは悪いと、琢哉君がベビーベットを自分の部屋に運ぼうとしが、それを奈都が止めたらしい。
「奈都ちゃんだって学校あるし、俺が見るって言っても譲ってくれなくて、強行手段で一緒の部屋で寝る事にしたんです。」
なるほど。
頑固者同士。
「それで今日も一緒の部屋で寝る訳。」
琢哉君が飲んでいたコーヒーを吹き出した。
「母さん、そんな言い方しないでよ。」
奈都が琢哉君に水を渡した。
「奈都ちゃん、ありがとう。」
「どういたしまして。」
奈都顔が赤いよ。
気持ちがバレバレだ。
もしかして、琢哉君も奈都を女として意識してるのだろうか。
まさか、それはないだろう。
そうならない事を願った。
何処かで、そうなって欲しいと思いながら。
ベビーベットが奈都の部屋に置いてあるのには、理由があるらしくて。
琢磨が夜泣きして奈都が眠れないのは悪いと、琢哉君がベビーベットを自分の部屋に運ぼうとしが、それを奈都が止めたらしい。
「奈都ちゃんだって学校あるし、俺が見るって言っても譲ってくれなくて、強行手段で一緒の部屋で寝る事にしたんです。」
なるほど。
頑固者同士。
「それで今日も一緒の部屋で寝る訳。」
琢哉君が飲んでいたコーヒーを吹き出した。
「母さん、そんな言い方しないでよ。」
奈都が琢哉君に水を渡した。
「奈都ちゃん、ありがとう。」
「どういたしまして。」
奈都顔が赤いよ。
気持ちがバレバレだ。
もしかして、琢哉君も奈都を女として意識してるのだろうか。
まさか、それはないだろう。
そうならない事を願った。
何処かで、そうなって欲しいと思いながら。