15才でママになった理由(わけ)
ついつい、面白くてからかいたくなる。


「朝からお熱いですね。 」


「いい加減にして、琢哉さんに数学見て貰う事にしたからね。」


なんか、話を変えたな。


「琢哉君はいいの?営業マンは帰り遅いでしょ。」


「営業から経理課に移動させてもらいました。経理課は17時に終われるそうなので、琢磨の面倒もみれると思います。」


琢哉君も考えてる訳だ。


「琢磨は私と母さんがみるからいいのに。」


「そう言う訳にはいかない。奈都ちゃんは受験あるし、これ以上迷惑かけられないよ。」


「だから、数学教えてもらうんだもの。琢哉さんに無理してほしくない。」


お仲が良いです事。


今はそれより買い物に行かないと。


「話し中悪いけど、午後琢磨連れて買い物行ってくるよ。オムツもないし、夏服とかも買いたいからね。」


琢磨を連れて買い物は始めてだ。


おばあちゃんらしいことを何もしてなかったし。


「15時に学校が終わるから、私も一緒に買い物に付き合うよ。」

奈都がいたら力強い。


「分かった。駅前で待ち合わせしようか。」


今まで奈都と買い物に行く事なんてなかった。


たまにはいいかな。


奈都には我慢ばかりさせてしまったし。


本当に申し訳ないと思っている。


奈都には寂しい思いをさせてばかりだったね。


これからは娘孝行します。











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