キミ色せかい
あたしと同じくらいドキドキしてる・・・







近いよぉ~







「あの・・・」







「俺、お前が好きなんだよ。」







耳もとで囁かれる上条の声はすごく心地良くて・・・







こうやって抱きしめられていると、







全部を忘れてしまいそうになる。







「でさぁ~」







階段の近くで騒いでる子達の声で現実に引き戻された。
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