キミ色せかい
「大丈夫。


少しだけ勇気出た。」







少しだけ笑みもでるようになった。








「そっか、良かった。


俺がついてるからな。」









上条もあたしにつられて笑ってるみたい。








「教室帰れる?」









「多分、大丈夫・・・・」









あたしは手が震えて








教室のドアを開けることが出来なかった。









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