星が消えるまで...
「雪乃っ、外で食べない?」

「うんっ!」


あたしは茉耶に連れられて、

屋上へ行った。

今はお昼休みで、各自持ってきた弁当を

片手に、中庭や、隣のクラスへ移動する。

あたしがこの高校に入った理由の1つも、

お昼休みがほぼフリーってところ。


「「気持ちーっ」」


あたしと茉耶の声がハモって、

お互い顔を合せて笑う。


「さぁて、食べようかー?」


あたしは茉耶についていく。

さすが・・。中学からいるから

慣れてるもんだなぁ・・。


「「いただきまぁす」」


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