first love
「だから、俺のこと隼人って呼んで。」
突然明るく言うと、百合亜の顔を覗き込んだ。



その瞬間、百合亜はまるで心臓をつかまれたような衝撃を感じた。



「あ、うん!」
思わず勢いよく叫んでしまった。




(なんだろう…この気持ち。)
百合亜は初めての感情に戸惑っていた。




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