first love
「そのことは二度と口に出さないで!私はもう病人じゃない!」
強い口調で言うと百合亜は拓斗に背を向けた。
「ごめん……本当に。俺、まだ百合亜のこと好きだよ。多分これからもずっと忘れられない。だからひとつだけ教えてほしい。」
拓斗が立ち尽くしたまま言う。
百合亜は振り返らないまま歩みを止めた。
強い口調で言うと百合亜は拓斗に背を向けた。
「ごめん……本当に。俺、まだ百合亜のこと好きだよ。多分これからもずっと忘れられない。だからひとつだけ教えてほしい。」
拓斗が立ち尽くしたまま言う。
百合亜は振り返らないまま歩みを止めた。