first love
「隼人のこと…好きなの?」






その言葉を聞いた途端、心臓が跳ね上がるのを感じた。

「な、なんで…?」
動揺して思わず振り返る。



「なんでっていつも一緒に帰ってるし…。付き合ってるの?本当のこと教えてほしいんだ。じゃなきゃ俺、諦めきれないよ…。」



しばらく百合亜は黙り込んでいた。
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