イザヨイ〜私のおかしな恋愛記録〜




おや………?



と、恵美は首を傾げた。




16日に何か、引っ掛かったようだ。





「おやー? おんやー? 何かあったぞ……何かが……? ここまで、出てきてる!」



恵美は鼻先を『ここまで』と設定しているが、そこならば、もう口から答えは出ているはずだ。




しかし、実際に何かには気付いているようで、カバンの中をごそっと探り、スケジュール帳を取り出した。






パラパラとめくる。






「あ」







どうやら、気が付いたようだ。






・・・・・・・・・・・・・・・
昨日が私の誕生日であったことを!














「あ……次の月曜日は、資源化物の日じゃん。 忘れるとこやったー、ありがと♪」





「主婦目線っ!!?」








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