名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
「なにが心配なの?」


「うきゃっ」


あたし達の後ろから突然岡田が割り込んできて、思わず声を上げて驚いてしまった。


同じようにびっくりしたなっちゃんも胸に手を当てて岡田を見ている。


「おっ、岡田には関係ないでしょ!ねえなっちゃん!」


ぎこちなくうなずいたなっちゃんが、急にニヤけてあたしと岡田を交互に見始めた。


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