名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
あたしはモモの話ができるのが嬉しくて止まらなくなった。
「子猫の時からずっと声が変わらなくて、いつも甘えた鳴き方でね。でも口が悪くてぶっきらぼうで、よくドブスって言われたんだ」
「ふむふむ、ドブスとはちょっとひどいよな。せめてドは取らなきゃ」
「やだっ、ドを取ってもブスが残るじゃん?女の子にそれは言っちゃいけないよ」
たしかにと言って苦笑いした岡田の目が、少し宙をさまよう。
「子猫の時からずっと声が変わらなくて、いつも甘えた鳴き方でね。でも口が悪くてぶっきらぼうで、よくドブスって言われたんだ」
「ふむふむ、ドブスとはちょっとひどいよな。せめてドは取らなきゃ」
「やだっ、ドを取ってもブスが残るじゃん?女の子にそれは言っちゃいけないよ」
たしかにと言って苦笑いした岡田の目が、少し宙をさまよう。