名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
岡田があたしの泣き声を押し退けるように大声で叫ぶから、嫌でも気持ちがそっちに向いてしまう。
なんでそんなことが岡田にわかるのよ?
疑問に思ったあたしは、ティッシュを数枚手に取ってプーンッと鼻をかんだ。
「……どしてだの?」
詰まった鼻から息がうまく抜けなくて変に言葉がにごるけど、今は仕方ない。
「さっき言ってた事故直後の白い場所で、モモの魂が高嶋の体に入ったからだよ」
なんでそんなことが岡田にわかるのよ?
疑問に思ったあたしは、ティッシュを数枚手に取ってプーンッと鼻をかんだ。
「……どしてだの?」
詰まった鼻から息がうまく抜けなくて変に言葉がにごるけど、今は仕方ない。
「さっき言ってた事故直後の白い場所で、モモの魂が高嶋の体に入ったからだよ」