名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
それからもあたし達はモモの話をあれこれ続けた。


まさかこんなに心の中にしまっていたことを、岡田に打ち明けるとは思っていなかったけど。


でもそれはきっとなっちゃんでも理解できない内容なのに、すんなり受け入れてくれたから。


夕方になって岡田を見送ったあと、あたしは一人で呟いた。


「……さすが岡田だ」


なんだか岡田ワールドに引きずり込まれたみたいだけど、あたしが岡田に救われたのは事実だった。


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