FiFTEEN
「じゃ、そうゆう話題だすななよ。」
「すんませんね~…」
「…のえるはチヨがいるから放送部入ったんだもんね~!」
「は?…くだらね。」
「…ほんとのことじゃん。」
「言ってろ。」
「バレバレだっつーの!」
「うっさい、勉強の邪魔。」
「じゃぁ部活来なきゃいいじゃん!」
「来てもいいじゃん。」
「何それ。」
「黙れや。」
…口悪っ…津賀の態度と全然違うじゃん。
「はぁ!?ムカつくんだけど!」
「まぁまぁ…そこらへんにしといて、ね?オレが悪かったから…」
…って、なんで謝ってんだ!?
最近、自分でも自分のことがわからなくなってきているよ…。
翌日、学校では珍しく全校朝会が開かれた。
険しい顔で教頭の天平が前に立ち、言う。
「昨日、本校で実に悲しいことが起きました。…バレー部の部室が荒らされ、複数の生徒の靴下が盗まれました。」
…盗まれたのが靴下って聞いてどう驚いたらいいかわからない。
それはオレだけじゃなくて全校生徒も一緒だ。
「すんませんね~…」
「…のえるはチヨがいるから放送部入ったんだもんね~!」
「は?…くだらね。」
「…ほんとのことじゃん。」
「言ってろ。」
「バレバレだっつーの!」
「うっさい、勉強の邪魔。」
「じゃぁ部活来なきゃいいじゃん!」
「来てもいいじゃん。」
「何それ。」
「黙れや。」
…口悪っ…津賀の態度と全然違うじゃん。
「はぁ!?ムカつくんだけど!」
「まぁまぁ…そこらへんにしといて、ね?オレが悪かったから…」
…って、なんで謝ってんだ!?
最近、自分でも自分のことがわからなくなってきているよ…。
翌日、学校では珍しく全校朝会が開かれた。
険しい顔で教頭の天平が前に立ち、言う。
「昨日、本校で実に悲しいことが起きました。…バレー部の部室が荒らされ、複数の生徒の靴下が盗まれました。」
…盗まれたのが靴下って聞いてどう驚いたらいいかわからない。
それはオレだけじゃなくて全校生徒も一緒だ。