『あの頃 僕たちは』(詩集)
『 心という武器 』
人は 時に絶望に苛まれ
悲しみの渦へと
のみ込まれていく
人は 時に欲望に負け
偽りの幸せへと
足を踏み込んでいく
僕は 「人」
見えない感情を
切ない温かさを
持ち合わせた 「人」
君も…貴方も…あの人も
僕たちは 「人」なんだ
進むべき道に
不安も挫折も
必ず つきまとう
でもね
僕たちには
他にはない
「心」という武器がある事を
忘れないで