初恋をもう一度
★15 going on 22

夢と現実



どの位眠っていたのか。

目覚ましの音で目が覚める。

目を開けた瞬間、飛び込んできた風景は、見慣れない自分の部屋。

なんだか大人びていて、落ち着いている。

あたしは恐る恐る起き上がると、部屋の隅に置かれた、シンプルな白の全身鏡が目に入った。

見つめた先の鏡の中の人物は…

髪の毛は茶色に染まり、長いロングの毛先にはゆるいパーマがかかっている。

これが…あたし?


< 50 / 187 >

この作品をシェア

pagetop