初恋をもう一度
★15 going on 22
夢と現実
どの位眠っていたのか。
目覚ましの音で目が覚める。
目を開けた瞬間、飛び込んできた風景は、見慣れない自分の部屋。
なんだか大人びていて、落ち着いている。
あたしは恐る恐る起き上がると、部屋の隅に置かれた、シンプルな白の全身鏡が目に入った。
見つめた先の鏡の中の人物は…
髪の毛は茶色に染まり、長いロングの毛先にはゆるいパーマがかかっている。
これが…あたし?