初恋をもう一度


「…葉月?どーかした?」

気がついたら美智が不思議そうにあたしの顔を見つめていた。

「な、何でもないし!疲れただけ。」

笑ってごまかすあたし。

「方向一緒だし、途中まで一緒に帰ろっか。」

「うん。じゃあ優クンも♪」

美智の言葉に、優樹があたし達に並ぶ。

「じゃーな☆」

そう言って、他のメンバーに別れをつげて、あたし達は3人で歩き出した。


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