君の腕の中で眠る時まで
揺れる思い
本を受け取った


しおりが挟んであったから開いて読んでみる


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あし引きの

山鳥の尾のしだり尾の

ながながし夜を

ひとりかも寝む


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その文字を指でなでながら微笑んだ


パラパラとページをめくり、ある場所にしおりを挟み本棚の間を歩き出した
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