君の腕の中で眠る時まで
「一弥、どこにいるか俺が調べてやる。だからお前は親説得しろ」


その言葉で一弥はポカンと口を開けたまま見ていた


「俺んち夜の街の方でも顔が利くんだ。だから紀村家の兄貴と俺は何回か話ししたことあるんだ」


司の家はこの街ではトップの位置を代々保つ有名な家


特に数年前、父親に代が変わりさらに強くなったらしい


先代は引退して田舎に住んでいるらしい…

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